最近「web3.0」という言葉を耳にする機会が多いと思いますが、そもそも「web1.0」や「web2.0」を知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「web3.0」と「web1.0/2.0」の異なる点や「web3.0」で変わる4つの環境について少し調べてみたので解説します。
これを読めばきっと「web3.0」について少しはイメージできるかなと思います。
web3.0とは
「web3.0」とは、web1.0・web2.0に続く次世代のインターネットを表す概念のことを指し、「分散型のインターネット」と呼称されます。
web3.0では、ブロックチェーンの技術を用いることにより、特定の管理者がいない状態でも個人でデータを管理することができます。
要は、2022年現在、何かWEBサービスを利用するには各種サイト(Twitterやyoutube、Amazonなど)に登録しなければなりませんが、それが不要になります。
web1.0やweb2.0と異なる点
web1.0やweb2.0には、以下のような特徴があります。
web1.0 | web2.0 | |
情報発信者 | 一部の人間のみ | 誰でも発信可能 |
情報発信の向き | 一方通行 | 双方向 |
インターネットの利用目的 | 情報の閲覧 | 情報の交換 |
これらに対してweb3.0では、特定の管理者が不要な上データ管理も個人でできるため、これまでのインターネット環境と大きく異なることがわかります。
web3.0で変わる4つの環境
それでは、web3.0で変わる4つの環境について解説していきます。
データの自己管理
ブロックチェーンの技術を用いることで、データの自己管理が可能になります。
サーバーを経由しないでデータ管理ができるため、例えば邪魔な広告は表示の選択が可能になります。
逆に広告を見ることによって仮想通貨収益を得ることもできるようになるのです。
自由な通信
web3.0では、ユーザーと企業間で自由な通信が可能になります。
ユーザー・企業の双方が個人間で自由に取引できるようになるため、取引における中間マージンも不要になります。
セキュリティ面の向上
web3.0では、情報の暗号化によりさらなるセキュリティ面の向上が実現します。
分散型ネットワークにより、サービス利用時における個人情報の提供も不要になるため、個人情報の流出や悪用リスクを回避できます。
規制のないサービス利用
web3.0では「DApps」という分散型アプリケーションを利用すれば、国や企業などの規制なくサービスを利用できます。
「DApps」では、匿名によるサービス利用が可能なため、世界中の人々が規制を受けることなくサービスにアクセスできます。
web3.0によりインターネット環境が大きく変化する
今回は、「web3.0」と「web1.0/2.0」の異なる点や「web3.0」で変わる4つの環境などを解説しました。
「web3.0」とは、web1.0やweb2.0に続く次世代のインターネットを表す概念のことを指します。
今後ブロックチェーンの技術を用いたweb3.0は、私たちのインターネット環境に大きな変化を及ぼすことになるでしょう。
常に新しい情報を取り入れて適応していくことが重要です!
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